できるだけ低価格で修理をするため・・・の一つの方法
松野時計店ではいろいろな修理をしていますが、以前からパーツの個人輸入をしています。私が海外から直接買い付ける、わけですが、便利な世の中で、ネットですべてできます。国内では流通していないパーツや、高額なパーツを輸入します。
写真はブライトリングのクロノマットです。リューズがねじ込み式のタイプでは起こりがちなスプリングの劣化で、場所によって空回りします。場所によって、なのでしばらくは使えますが、近いうちにリューズ操作ができなくなります。
ブライトリングのリューズは国内でも入手できますが、いかんせん高価です。今回はフランスから輸入しました。嬉しいことに国内価格よりかなり安く手配できました。
個人輸入の場合はどうしても時価になってしまいますが、できるだけ低価格で修理をするためにはできるだけ多くの入手ルートを持つことが大事だと思います。お客様にお喜び頂けるようにする努力は楽しいですよね。
ちなみにこちらのブライトリングはオーバーホールとゼンマイ交換、パッキン交換、ケース仕上げ、リューズ交換で35000円+税で完成しました。ありがとうございました。
松野時計店 野の方
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