ビンテージウォッチとアフターメンテナンス

ビンテージウォッチを安心して使うために重要なのはアフターメンテナンスが出来るかどうか、というのが重要です。

いくら安く手に入れても、メンテナンスで高額な修理代がかかってしまっては元も子もありません。今回はそんなビンテージウォッチのメンテナンスについて。


写真はオメガの70年台の手巻です。キャリバー625という機械になります。これはレディースの時計ですが、薄型のメンズにも使われています。


状態はゼンマイ切れで動きません。オーナー様はせっかく大切に使ってきたので、直して使いたいと思い、メーカーへ修理を依頼されたようです。


オールドキャリバーは基本的に修理は高額です。部品も高いです。メーカーから提示された修理金額は驚きの70000円。修理不能と言われてしまってもおかしくはない年代の時計ですが、直せるあたりはさすがオメガ、と言えなくもないですが、いかんせん高すぎませんか?機械一式交換するのかと思ってしまう金額です。


松野時計店では出来る限り修理いたします。今回はオーバーホールとゼンマイ交換で元気に動き出しました。金額も20000円程で出来上がりました。まだお客様にはお届けできてませんが、きっとお喜び頂けると思います。ご自身の歴史がこもった時計ですから、今後も大切にお使い頂けると思います。


ビンテージウォッチは一期一会。世界に一本の時計です。やはり今後のメンテナンスが大切です。近場で相談できるお店があれば安心してご使用頂けるのでは。松野時計店では出来る限り低価格で修理いたします。ご相談下さい。


しかしメーカーの修理は高いです。最近もロレックスへ水の入ったデイトジャストを修理見積りしたところ、ケース交換その他諸々で20万円を超えました。非防水は認められないので、この金額も仕方ないかとも思いますが、非防水をご承知いただいてどこまで直せるか試してみます。またご紹介できる、かもであります。


松野時計店 野の方

松野時計店 Official Web SITE

静岡市葵区七間町名店街でユーズド・アンティークウォッチの販売、修理をしています。 電池交換はブランド問わず1000円+税、オーバーホールもロレックスのオーバーホールが25000+税と低価格で承っております。

0コメント

  • 1000 / 1000